今金町 農家さん D型倉庫の代用 間口10.8m・奥行18m・肩高4m

今金町で農業用パイプハウスを施工しました

北海道今金町にて、農業用パイプハウスの施工を行っています。

今回の工事は、2026年7月17日から始まり、杭打ちやアーチの組み立て、補強、扉の製作、ビニール張り、屋根板金まで、約1か月にわたって進めています。

農業用ハウスは、骨組みを組み立ててビニールを張るだけではありません。風や雪などの北海道特有の気候に耐えられるよう、基礎となる杭や補強部材をしっかり施工することが重要です。

今回は、今金町で進んでいるパイプハウス施工の流れを紹介します。

今金町のパイプハウス施工の流れ

まずは地面の準備と杭打ちから

施工初日は、既存のコンクリートの除去からスタートしました。

その後、地面を締め固め、丁張(ちょうはり)を行い、杭打ちを進めています。

丁張とは、建物を正しい位置・高さに施工するための目印を現場に設ける作業です。パイプハウスをまっすぐ組み上げるためにも、大切な工程です。

2日目も引き続き杭打ちを行い、3日目にはアングルや補助杭を施工。4日目には補助杭の溶接や地組台、アーチ、裏妻杭の施工へ進みました。

アーチを組み立ててハウスの骨組みを作る

5日目以降は、パイプハウスの骨格となるアーチの施工が本格化しました。

直管の位置を出し、柱を段取りしたうえで、前妻杭や地組、アーチ起こしを進めています。

地組とは、部材を地面に置いて組み立てておく作業です。あらかじめ部材を組んでおくことで、高所での作業を減らし、施工をスムーズに進められます。

6日目、7日目もアーチ起こしと直管入れを行い、少しずつハウスの形が見えてきました。

タイバーやブレスなどで骨組みを補強

8日目からは、タイバーや斜材、大ブレス、ブレスなどの補強部材を施工しました。

タイバーやブレスは、パイプハウスの骨組みを安定させるための部材です。北海道では強風や積雪への備えが重要になるため、骨組みをしっかり補強することが欠かせません。

10日目には開口上トラスの溶接・塗装、裏妻柱や肩直管などを施工。その後も裏妻根絡み、サイドの補強、セミダブル部分の施工など、細かな補強作業を進めました。

雨天時には作業を中止するなど、天候にも注意しながら施工を進めています。

扉やビニペットなど細部を施工

レールや扉の施工

施工中盤からは、ハウスの使いやすさに関わる部分も仕上げていきます。

レール受けやレールを施工し、前妻レールやサイド開口部のレールを溶接。さらに、アイナットやアングル、軒部分の部材なども取り付けました。

8月6日からはサイド扉の製作と塗装を開始し、翌日も扉の製作・塗装を進めています。

8月11日には扉の吊り下げ、ガイドや取っ手、関貫(かんぬき)などを施工しました。

ビニペットを取り付けてビニール張りへ

その後は、軒や前妻、裏妻、開口部などにビニペットを取り付けました。

ビニペットとは、ハウスのビニールを固定するためのレール状の部材です。ビニールをしっかり固定するため、パイプハウスでは重要な部材のひとつです。

8月17日以降は妻面ワイヤーや裾掘り、樽木などの施工も進め、8月25日にはビニール張りが完了しました。

仕上げは屋根板金と細かな調整

ビニール張り後に屋根板金を施工

ビニール張りが完了した後、8月22日から屋根板金の施工に入りました。

8月24日には屋根板金、板金ビス、コーキング、軒・妻板金、裾埋めなどを進めています。

コーキングとは、部材のすき間などを埋めて雨水の侵入を防ぐための材料です。農業用ハウスを長く使うためには、こうした仕上げ作業も重要です。

北海道の農業施設は地域に合わせた施工が重要

北海道の農業用ハウスは、地域によって気候条件が異なります。

今金町を含む道南エリアでも、強風や積雪を考慮した農業施設づくりが求められます。

パイプハウスは、使用する部材だけでなく、杭の施工、補強、扉や開口部の構造など、全体のバランスが大切です。

丸二物産では、北海道の農業現場に合わせた農業用パイプハウスの設計・施工を行っています。

「新しく農業用ハウスを建てたい」「既存ハウスを増設したい」「北海道の気候に合った農業施設を相談したい」という方は、ぜひご相談ください。