バナナ苗木導入支援事業の活用事例

バナナ苗木導入支援事業という補助事業がある。

この支援事業を活用し、大型ビニールハウスの建設などバナナの栽培をスタートさせて事例が紹介されている。

 

 

バナナで地域活性化を 南島原の男性 来夏収穫目指し苗木100本
2020/10/3 23:47 ©株式会社長崎新聞社

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皮ごと食べられるバナナを長崎県南島原市の特産品にして地域を活性化しようと、同市深江町の建設業、上田功平さん(45)が「合同会社PEACE(ピース)」を設立、栽培に乗り出した。町内のビニールハウスに100本の苗木を定植。来夏の初収穫を目指している。

南島原市は中山間地域が多く、少子高齢化が進む。市農林課は遊休農地の解消と高付加価値、高収益な新規農産物を調査研究する中で、国内外での国産バナナの需要の高まりに注目。同市の温暖な気候と日照条件が栽培に適地と判断した。
市は初期経費を軽減する農業振興対策事業(バナナ苗木導入支援事業)で栽培する人を公募。上田さんは「新規事業として魅力がある」と手を挙げた。初期投資は約1千万円(補助金約300万円)。同町の幅40メートル、長さ60メートル、高さ3.5メートルのビニールハウスで栽培を始めた。
バナナの生産・販売については、ノウハウを持つ「農業法人神バナナ」(鹿児島県)が業務協力。熱帯性のバナナが国内でも育つように氷点下60度まで種子を冷却し解凍して培養する、「凍結解凍覚醒法」で育った苗を同社から取り寄せた。
その苗は寒さや病害虫に強い。定植から収穫まで約9カ月と通常の半分以下で育ち、実の糖度が25度と高い。栽培過程で農薬を使わず薄い状態の外皮を食べられるのも特長だ。上田さんによると、苗が成木化すると1本から150本の実が取れ、1本800円前後で販売されているという。
9月30日は、市関係者や従業員ら約30人が集まり、神事の後、苗を丁寧に植えた。上田さんは「順調に育てば来年7月と11月の年2回、収穫できる。3年以内にビジネスとして軌道に乗せたい」と意気込む。