地方と都心を農業が繋ぐ オンライン活用開始
地方と都心を農業でつなぐ取り組みがオンラインで始まった記事。
相変わらず農業のIT化は遅いが、、、
もっと認知度を高めていってほしい。
移住の相談をウェブで 仕事、家探しのヒントに ふるさと回帰フェア
2020年10月11日
ふるさと回帰支援センターは10日、移住マッチングイベント「ふるさと回帰フェア2020」を初めてオンラインで開いた。特設サイトには、東京から遠く離れた市町村を含め、300の自治体・団体が出展。移住希望者は自宅のパソコンなどを通じ、自治体担当者と画面越しに就農などの仕事や住まい探しを相談した。11日まで開き、1万人の参加を見込む。
同フェアは、これまで東京都内の大規模会場で開いていたが、新型コロナウイルス対策で今年はウェブ会議アプリ「Zoom」を活用したオンライン開催に変更した。
移住の悩みに応えるため、同センターに常駐する自治体の移住相談員の座談会をライブ配信した。仕事探しに関連し、地方は1次産業が多いのかという質問に、農業は農地の確保などを課題に挙げつつ「担い手として期待されている。移住者を望む地域と希望者をつなぎたい」と応じた。
日本総合研究所の藻谷浩介主席研究員が新型コロナウイルス禍の地域移住をテーマに基調講演。「東京都の人口密度は世界的に過密。島根県でも、欧州で最も密度の高いオランダと同程度。日本の地方は過疎ではなくちょうどよい“適疎”だ」と解説。子育て世代が住みやすい環境をつくることで地域活性化の機会が生まれると指摘した。