羊肉の生産、加工に頑張るルスツファームさん

羊肉の生産、加工に力を注いでいる会社、ルスツファームさんの記事。

順調に生産数を増やしており、楽しみだ。

羊の畜舎として、大型ビニールハウスをぜひ、採用していただきたい。

 

羊肉の生産、加工強化 出荷頭数6割増へ 国内需要堅調ルスツファーム
05/05 18:51

ルスツファームが販売を強化している羊肉の加工商品
【留寿都】加森観光グループで、村内で農畜産事業を手がける有限会社「ルスツファーム」が羊肉の生産、加工事業を強化している。昨年秋以降、ジンギスカン、ハンバーグといった加工商品を相次ぎ開発し、精肉も首都圏の百貨店などに販路を拡大。出荷頭数を今後、直近実績より6割多い約250頭に上積みする目標を掲げている。

ルスツファームは2011年に開業。羊の飼養頭数は初年度の25頭から年々増やし、現在は約650頭に上る。主力は、食味が良く高級種として知られるテクセル種。これまで村内のルスツリゾートのレストラン向けなどに出荷していたが、生産体制が整い、国内の羊肉需要が堅調なことから事業強化に乗り出した。

テクセル種の肉を使い、昨年秋に味付けジンギスカン、同12月にハンバーグを発売。ジンギスカンのたれには、同ファーム産でポリフェノールが豊富な果実アロニアも使用した。村内の道の駅、札幌や東京の「どさんこプラザ」のほか、一部商品は昨秋開設したネットショップでも扱っている。精肉も、羊肉ブームが続く首都圏の百貨店やレストランに販路を広げている。

また、ルスツファームは今後のさらなる事業拡充に向け、昨年は約160頭だった年間出荷頭数を今後2年以内をめどに、約250頭に増やしたい考えだ。同社の高沢光弘社長は「商品に対する顧客の反応には手応えがある。道産羊肉の食味や価値を広く知ってほしい」と話している。(須藤真哉)