お米農家へ対する補助金ってどうなの?

補助金ありきで経営し、補助金がなければ、経営が成り立たないなんてのは、ビジネスじゃないでしょ。

補助金の期間で自力で経営する仕組みを整えるべきなのに、、、

高齢者の時代錯誤で生ぬるい環境に依存し続けている環境をぶっ壊して、その税金をもっと有効活用してほしい。

 

お米の値段は「国の補助金3000億円」で維持されている…? 農水省「新事務次官」が直面する実態
8/4(木) 10:02配信

 

農林水産省の事務次官に横山紳官房長(’86年入省)が下馬評通り就任した。農林水産業が成長産業として自立できるよう、生産者を「補助金漬け」にする政策の転換に向け、族議員と対峙できるか真価が問われる。

特に問題となっているのが、米の過剰生産を防ぐため農家に支給している「転作補助金」だ。家畜餌用米などに生産を切り替える農家を支援し、米価格を下支えするため毎年3000億円もの予算が計上されている。

財政当局は国民の理解が得られないとして、この予算を問題視してきた。農水省も「本音では予算を減らしたい」(キャリア)とされるが、族議員や自民党を支援する農業団体が反発するため、手を付けられずにいる。

改革路線をとるかは微妙
当時の菅義偉官房長官や小泉進次郎自民党農林部会長と組んで既得権益にメスを入れ、族議員にも恐れられた奥原正明事務次官が退任した’18年以降、農水省では改革マインドが停滞している。

それどころか、揺り戻しが起きて族議員が政策の主導権を握り返した結果、予算が膨張するありさまだ。次官となった横山氏は省内でも一目置かれているが、「保守的」との評価もあり、再び改革路線に舵を切れるかどうかは微妙とされる。

今回の農水省の人事は年功序列の色が濃かったうえ、女性の局長級幹部はゼロになった。次期局長候補となる平成ひと桁入省の女性幹部もほとんどいない。ここは性別や年次を問わない大胆な抜擢人事を行い、政策の多様性を確保すべきときかもしれない。

「週刊現代」2022年8月6日号より