旧町村農場の第一牛舎の屋根が雪害により一部崩落

近代化産業遺産に指定されている旧町村農場の第一牛舎の屋根が雪害により一部崩落した。

札幌に37年間住んでいる私の経験の中で一番の大雪が今シーズンだったと、思います。

台風、雪害、などには、負けてられません!

 

「旧町村農場」牛舎屋根の一部崩落 江別、雪の重み原因か
03/13 10:00

北海道新聞

【江別】市教委は11日、旧町村農場(いずみ野25)にある「第一牛舎」の屋根の一部が崩落したと発表した。施設は冬期の休業期間中で、けが人はいなかった。屋根には約1メートルの雪が積もっており、市教委は雪の重みが原因とみている。

市教委によると11日午後3時30分ごろ、付近の住民から「屋根が壊れている」などと同施設を指定管理する江別河川防災環境事業協同組合に連絡があった。

第一牛舎は木造平屋約655平方メートル。崩落したのは裏口の屋根の一部で、小窓のガラスは割れ、屋根は1メートルほど沈み込んでいる。市教委は周辺をロープで囲い立ち入り禁止とした。

12日に屋根の雪下ろしを予定していたほか、来年には施設改修を行う計画だっただけに、市教委は「非常に残念。再発防止に向け来週にも調査する」との考えを示した。

第一牛舎を含む旧町村農場は1928年(昭和3年)に町村敬貴が開設。95年には市が土地を9100万円で購入し、建物は寄贈を受け、酪農を学ぶ施設として毎年4月29日~11月23日に一般公開している。2007年には経済産業省の近代化産業遺産となった。(土門寛治)