ビニールハウス内における環境制御について
ビジネスの生産性を高めるためには、①コストを下げる、②売り上げを増やす、という2つの方法がありますが、これは農業でも全く同じです。資材費の削減や労働時間の短縮、収量の増加や生産物の品質向上により、規模拡大をせずとも農業の生産性を高めることができます。
資源を上手に使ってランニングコストを下げつつ、収量や質の向上を図る方法の一つが、環境制御装置の導入です。
環境制御装置は、ビニールハウス内の環境をコントロールすることにより、農業の生産性を高めることを目的として開発されました。具体的には、温度や湿度、日射量などの環境要素をモニタリングし、ハウス内の栽培環境が最適になるよう、換気窓や暖房機、潅水装置、ミスト噴霧器などを作動させます。環境制御がよく用いられている例としては、トマトのハウス栽培が挙げられます・・・。
最近、農業法人でない法人さまから、大型ビニールハウスの問い合わせが何件かありました。
そのほとんどが環境制御装置を導入した大型ビニールハウスでの栽培です。
弊社でも導入実績のあるトマトやイチゴなど環境制御装置付きのビニールハウスですが、どんなメリット、デメリットがあるのか、わかりやすくシンプルに記載されている記事でした。
メリット↓
●光合成速度の最大化による収量増
●資源の効率的な利用によるランニングコスト削減
●データの見える化
デメリット↓
●安くはない導入コスト
デメリットの導入コストを下げることができれば、メリットの方が大きいということになります。