クラウドファンディングの可能性 石川県白山市
日本農業新聞の記事。クラウドファンディングを活用した事例。
最近、農業業界でも非常に活用されている資金調達方法。
クラウドファンディングには、いつかの種類があるので、有効に活用すれば、通常の資金調達にはないメリットが得られる。
①購入型
②寄付型
③融資型
④株式型
⑤ファンド型
⑥ふるさと納税型
弊社も新規事業を立ち上げを進めており、①の購入型を活用して農家さんたちを応援するプロジェクトをすすめているとことです。
石川県白山市合同会社 耕作放棄地で放牧へ
資金公募の目標達成、羊の赤ちゃんが誕生 二重の喜び
石川県白山市木滑の合同会社「山立会(やまだちかい)」が新規事業として飼育を継承する白山麓の羊10頭のうち、6頭の出産が始まり、預かり先の石川県県立大学(野々市市)の畜舎で子羊の誕生が相次いでいる。放羊の開始へ、インターネットで同社が始めた資金公募のクラウドファンディングも目標の280万円を超す294万円に達し、15日夜、終了。スタッフが二重の喜びに包まれている。
白山麓の羊は「サフォーク」種の雌10頭。昨年秋から県立大のポケットゼミ「ヒツジ」の教員と学生で預かり、給餌や世話をしていた。
9日に1頭が誕生、12日に他の2頭を出産した。子羊の内訳は雄2頭、雌3頭。親羊は繁殖期の作秋、県立大学が養う雄と購買していた。ゼミ担当の浅野桂吾助教は「残り3頭も5月中に出産が見込まれる」と期待する。他方、「山立会」の資金公募は13日夜、目標280万円を達成した。4月6日に資金公募が始まり、支援者は最終日の15日、144人に上った。支援金はフェンスや電気柵設置、飼料代や人件費などに充てる。
「山立会」代表の有本勲さん(36)は、子羊の誕生と、資金目標の達成を同時に喜び、「資金公募は初挑戦で心配もしたが、子羊の誕生と合わせてうれしい。多数の期待に沿えるよう、羊事業に頑張る」と話す。放牧は白山市木滑の耕作放棄地で行う予定。出産していない4頭を6月から、子羊は7月ごろから運び込む計画だ。
日本農業新聞 2020/05/21より