杉村太蔵さんの記事 “農業の時代”必ず来る

テレビなどのメディアで活躍中の元衆院議員の杉村太蔵さんの記事。

わたしたちもこれからは農業の時代だと、思う。

国家間での取り決めなどはあるだろうが、新型コロナウィルスの影響で輸出入に制限の問題が出た。

自国の食料はまずは自国でまかなっていく。という認識が国民にもより浸透したと、思う。たくさんの産業がリストラなどに見舞われる時代、農業にたくさんの人が流れる可能性は十分あると思う。

 

日本農業新聞 2020530日より

[新型コロナ][届け!エール](12) 杉村太蔵さん “農業の時代”必ず来る

新型コロナウイルスは、価値観を大きく変える可能性があります。中国からの輸入に依存してきたマスクが不足し世界中で奪い合いが起き、最低限、国内で医療用のマスクや防護服は作らなければならないと誰もが思い始めています。

 今後、国内回帰の流れが強まるでしょう。マスクだけでなく、農業もそうなっていくし、ならなければならないと思います。日本は海外から食料品が輸入できれば良いと思っていましたが、輸入依存に危機感を持たなければなりません。通貨危機が来れば円が売られ、輸入に頼っていると食生活が脅かされる恐れがあります。だから1次産業こそ、重要性が見直されなければなりません。

 農家のおかげで現段階は、食料危機が起きておらず食べ物が手に入らないという事態にはありません。農家の皆さんには感謝しかありません。農業を衰退産業にしてはいけないと強く思います。農業は参入障壁が高く、農地や資金などハードルがありますが、地方に移住して農業をやりたいという若者をもっと増やす必要があります。

 過疎地域なのに、ワイワイがやがやしている「にぎやかな過疎」にも関心があります。これからの時代は農業であり、農村に可能性があると確信しています。(実業家、投資家、元衆院議員