ビニールハウスを整備し、リース提供で初期投資を抑える。

JA西都の取り組み

ハウス整備し、リース提供。

これは北海道でもあるケースだが、もっと広まってほしい。

 

移住者のハウス団地完成 就農4組ピーマン生産
4/22(金) 9:01配信

宮崎日日新聞
JA西都が整備したハウス団地の落成式で紹介される団地での新規就農者たち

移住者の就農につなげようとJA西都(壹岐定憲組合長)が昨年11月から西都市南方に整備していた「新規就農者定着支援ハウス団地」の落成式が21日あった。同市で盛んなピーマン栽培を学んだ県内外からの移住者4組が7月から就農する。
同JAによると、移住者が施設園芸を希望しても地縁がないと農地確保が難しく、ハウス建設の初期費用も大きな負担となる。そこで同市も整備費の一部を助成して同JAがハウスを整備。リースすることで新たな担い手を確保し、定住促進、地域活性化にもつなげることにした。
団地は約1・4ヘクタールの農地に15アールと10アール規模のハウスをそれぞれ4棟建設。移住者は、市内のJAトレーニングセンターなどでピーマン栽培の技術指導を受けてきた。
ハウスは温度や湿度管理、かん水などを自動化できる統合型環境制御装置を設置、分析したデータは団地内で共有する。苗定植の共同作業や従業員のシェアも行い、効率化を図る。
式典には同JA、市の関係者ら約50人が出席し、壹岐組合長が「若い就農者を受け入れて新しい形の農業をつくっていくハウスとなる」とあいさつ。千葉県から移住し就農する織田征彦さん(45)は「地域貢献に励みながら産地を盛り上げられるよう精進したい」と意気込んでいた。